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ものもらいの由来
2013/02/20(Wed)
花粉症も本格的な季節となり、大変な思いをされている方も多くいらっしゃると思います。
目がかゆくなりこすったりして、赤くなったりばい菌が入ったり・・・
花粉症はそれ単体の苦痛だけではなく、そこから色んな病気が発症する万病の元なのです。
その中で、今回は「ものもらい」に関してお話したいと思います。

まず「ものもらい」は正確な病名ではありません。
医学的には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と言い、まぶたのあぶらや汗の分泌腺や毛穴に細菌が入っておこる急性の化膿性炎症で、おもに黄色ブドウ球菌によって引き起こされます。

「ものもらい」とはそもそも長野県の方言になります。
「ものもらい」という名称は乞食のように不衛生にしているから、他の家の食べ物を食べると栄養バランスが改善されて治るから、などが由来であると言われています。

麦粒腫は地方によって呼び方も様々です。実際に麦粒腫の事を「ものもらい」と呼んでいる地域は全国で3割強程度しかありません。
他の呼び方としては、めばちこ、めいぼ、めこじき、めっぱち、などがあります。

なかなか油断ならないこの「ものもらい」。花粉症とは縁がない人もしっかり予防しておくことが大切です。

その予防策として・・・
もともとできやすい体質の人もいますが、まず大事なのは体調を整えること。疲労や睡眠不足がたまると、感染にたいする抵抗力が落ちて、さまざまな病気の原因にもなります。もちろん目元のケアも忘れずに。特にまつげの根本部分は菌がたまりやすいので、蒸しタオルを目にあてたりティッシュで拭いて汚れを取り、衛生状態に気をくばってください。霰粒腫の脂肪のかたまりも。蒸しタオルなどで温めると治りが早くなります。念入りにメイクアップしても、目の中が汚れていては、ものもらいの原因にもなりかねません。美しい目は、清潔であることが基本です。

ちなみに、ものもらいはうつると言われていますが、ものもらいの原因はウィルスではなく雑菌が原因ですので人から人へうつることはありません。誰の肌にも存在する菌が、何らかのきっかけで炎症を起こしものもらいになりますので、友達や家族がものもらいになったからと言って、接触するのに神経質にならなくても大丈夫です。

本当にいろいろと大変な時期ではありますが、目のこと体のことを考えてあげて、まず自分をいたわり、そして周りの人たちをいたわれる気持ちを大切にしていきたいものですね。
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