視力の良い人でも黄昏状態では約３ｍより遠くは見づらくなり、
０．２～０．６程度の視力、暗い場所では１ｍより遠くにはピントが
合わない状態、視力は０．１以下です。
夜間には視機能が低下するので、運転には十分気をつけなければなりません。
すなわち、夜間には照度が低下しているので、視力の低下、特にコントラスト視力の低下、
夜間近視、散瞳などが起こります。
幹線道路では道路沿いに照明灯がありますが、照明灯があったとしても道路面の明るさは
雨天の時には雨天でない時の約１／１０になるといわれています。
また、雨の時には霧視状態になり視力低下や近視化も強くなったり、道路上の標識も見づらく
なったり、悪条件が重なります。
夜間のドライブで物体がかすんで見えるとの訴えがある時には、夜間近視の有無を確かめる
必要があります。このほかに夜間のドライブではグレアが問題になります。
夜間のドライブは疲労もあり注意力が散漫になると同時に視機能も低下するので
十分な注意が必要です。